「できないこと」ではなく「できること」に注目する【読書】

「できないこと」ではなく「できること」に注目する【読書】

「できること」に注目すると、可能性が広がる

 

「できることを取り戻す 魔法の介護」
(長谷工シニアホールディングス にやりほっと体験隊)

 

同じ介護と名のついた本でも、

読んでいてあったかくなれる本。

 

認知症や、年をとった人への

対応ノウハウが書かれた本て

いろいろあるけれど

 

その人たちを、

可能性を持った生きた人間として

尊厳を持って関わっていることが

たっぷりと感じられる。

 

介護施設のスタッフが、

ヒヤリハットという視点で

この人はこれができないから、

危ないからやらせないように

という申し送りじゃなくて

 

この人はこんなことができる可能性がある

と、見つけていき、対応を変えると、

入居者の人のできることが増え、

笑顔が増え、生き生きしてくる。

 

豊かな人間関係。

こうい介護をされるのなら

人は「介護」という言葉を

恐れたりしないだろう。

勉強もスポーツも「できること」に注目して伸びる

しかし、「できること」に注目するって

そんなに特別なことではない。

子供だって、得意を伸ばすようにしたほうが

スポーツや芸術に秀でたり、

成績がよくなったりするケースもある。

 

才能の伸ばし方の本や塾なんかも最近

お子さんの不得意は克服しないで

得意を伸ばしましょう!ってやってるよね。

 

人は、得意なことをやって、認められると

可能性を発揮する生き物なのだ。

 

他人とそういう関わりを持つ

「べき」とは言わないが、

そうやって進化していく特性を

ヒトは確実に持っているんだな。

「できることに注目する」ことを邪魔する思い込み

多くのヒトは

年をとったら、体力が落ち、動きも鈍くなって

足元もおぼつかなくなる、と思い込んでいる。

 

それは、ある程度真実だけれど

その、年寄りの定義を

いったん、手放してみる。

 

これは、介護する側だけでなく

される側も同じ。

 

この思い込みを持っていると

お世話になるのが当然、申し訳ない、

こんなこともできなくて

なんていう気持ちを無意識下に抱える。

 

介護する側はまた逆で

全てをお世話する、大変、こうはなりたくない

なんていう気持ちを無意識下に抱える。

 

お互いが、そんな思い込みを抱えていると

「今この瞬間」を、見逃してしまう。

 

できるできない、と比べるのでなく

自分との、他人との、違いを見つける。

 

その違いを踏まえた上で

どうしようかと考える。

 

瞬間に起こる決めつけを

いったん保留して

わきあがる感情もいったん保留して

本当に起こっているそのものだけを見る。

 

その結果起こることが

きっと、魔法と呼ばれるものなのだ。

 

そして、ヒトは

年をとっていてもいなくても

その魔法を起こす力を標準装備で持っている。

介護を戦いではなく、コミュニケーションに

昔は、自分が子供で、親を困らせていたのに

お互い年を取り、

今度は親が、いろいろとできないことが増え

我慢もきかなくなり

まるで子供のようになっていく。

 

その時は、お互いさま、と言うよりはもう

ひとしく人間同士、として

新しく付き合えるチャンス

 

こうだったのに、こうされたのに

こうあるべき、こうでなきゃおかしい

そんな決めつけや思い込みを捨て

 

お互いが、素晴らしい可能性を

標準装備で持ったヒト、として

新しく、関係性をつくっていったら

きっと「介護」への恐怖はなくなるだろう

 

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